ハースF1のテスト走行を見学してきました
雨の中開催されたWITH ME 軽耐久走行会 筑波サーキット コース1000に参加してきたんですけどね。
ドライスタート→雨→ドライの難しいコンディションでの3時間だったのですが、クラス2位で完走しました。
総合だと15台中の9位・・・だったかな。いい成績・・・のはずが、よくよく確認したら、クラス1位と6周差って一体・・・
去年は、クラス1位と1周差の2位だったんですよ。今年は、燃料切れにならないように初めからペースを落として走り切ったのに一体どうなっているんだか・・・
なんだかショックを受けたみたいで、寝込んでました。ここ数日。マイッタ。起き上がれなくて。
JOY耐に比べたら、半分以下のドライブ時間だったのですが、どうにもへばってしまったらしいです。9月半ばのJOY耐7時間・・・大丈夫かなあ・・・
で、この大会の数日前の話が今回の本題です。80年前に広島に原爆が落とされた日にFUJI SPEEDWAYに行ってきました。軽自動車サクラに乗って。
軽自動車サクラは、「満充電なら、走行距離140kmはいけるけど、150kmは無理」な車両です。
で、当初の目論見は、「FUJI SPEEDWAYに急速充電器があるらしいから、そこで充電すれば、十分往復できるだろう。」
え?「そんな面倒なことしないで、普通にガソリン車で行け。」って?う〜ん・・・
ここのところ、世の中の論調は、「ホラ、やっぱり電気自動車なんて無理なんだよ。日本のハイブリッドが正解なんだ。」って感じなんですけど、なんかね。
「声が大きいヤツにいちいち振り回されてるなよ。そんなこと言ってる連中、2年前は、何言ってた?”日本は遅れてる。”って言ってなかったか?」
自分自身の判断がさ、「実は誰かの影響を受けてる。」「流されて毎日を生きてないか?」「”大衆操作”されてないか?俺」って思う時、ない?
私は世の中の論調とは逆で、「日本は田舎から電気自動車が普及するだろう。軽自動車の電気化によって。」と思っています。
現実を見た方がいいですよ。「人は、見たいものしか見ない。」ってなりがちだけど。
もう、地方では、「ガソリンスタンドが維持できない。」時代なんですから。
「家のコンセントで、電気自動車が充電できる。」
それを知ったら、「一人1台の軽自動車」のうちの「誰かさんの1台が電気自動車」になることで、「電気自動車体験」が広まることになります。
ま、そんな小難しいことを考えて、今回も電気自動車サクラを借りてFUJI SPEEDWAYに向かいました。リーフじゃなくてね。
この電気自動車サクラは、本当に優秀です。
「寸法が軽自動車サイズなだけ。本当に静かで、ガソリン車のようにアクセルをいっぱい踏まなくても楽に走ってくれる車」
平日朝の高速道路を順調に移動。そんなに渋滞しない時間帯だった。が・・・だんだん無言。
「ねえ、なんか面白いこと話してよ。」
いや、我が妻よ。なぜそんなフリをするんだい?
「だって、いつも私が黙ったら、シーンってなっちゃうじゃない。」
「あ〜・・と、ラジヲを聴こう。FM!」
ザ〜・・・・
え〜と・・・なん・・・だろう・・・静岡?山梨ってFMの電波弱いのかね。周波数をいじり回しても、何も入ってこない。って、ラジオをいじっているフリをして、実は、私、焦っているのだ。無言になりがちなぐらい。
液晶ディスプレイの「充電施設」を更新!
なん・・・か、ですね。
FUJI SPEEDWAYにギリギリ到着できるかどうかの状況になってる。バッテリー。おかしいな。十分余裕があるはずなんだけど。走行距離的に。あ、-2.2kmってなった。ダメだ。高速を降りて、どこかで充電しよう。
これまでの電気自動車体験で、「残り走行可能距離30km」を切ったら、急速充電器を探すようにしています。
初代リーフの頃はねえ・・・途中でバッテリー無くなっちゃって、住宅街の一般のご家庭で、AC100Vコンセントを借りて、充電したりしたんですよ。
時々、帰宅途中の小学生の集団に一緒にリーフを押してもらったりしながらね。よく皆さん、飛び込みでコンセントを貸してくれたよなあ・・
サクラの時代になって、そんな体験はしなくて済むと思っていたんだけど、ちょっとね・・・周りを見渡すと山の中。早めに急速充電器を探そう。
山中湖ICを降りて、液晶ディスプレイの表示に従って、忍野村生涯学習センターに向かう。って・・・
「ねえ、何か、変じゃない?充電器。」
ん???
車を降りて、よくよく見ると・・・何か張り紙が・・・あ、たぶん、これ「使用不可」って赤い文字で印刷したんだ。退色して、真っ白な紙が貼られてるように見える。ハア・・・ダメか。
このパターンがあるんです。急速充電器。使えると思っても、故障中ってパターン。
んじゃ、次に近いのは・・・道の駅富士吉田ってなってる。まあ、道の駅だったら、大丈夫だろう。
道の駅富士吉田・・・なん・・・か・・・大規模工事中。
我が妻を受付窓口に走らせる。
「急速充電器無いんだって。この紙渡された。」
似たような質問されること、多いんだろうなあ・・・え〜と、紙によると一番近いのは・・・甲斐日産自動車 富士吉田店ね。
まあ、さすが日産の販売店。
富士山を眺めながら、充電ができるよ。30分間。
30分の間に付近を歩いていたら、荷物が増えた。「業務用スーパー」がありましたよ。「業スー」初体験してきました。お客さんいっぱい。
その後は、下道をFUJI SPEEDWAYに向けて走らせたんだけど・・・途中で気がついたのは、なんだこのメータパネルの中の”B"って???
いつもは”D”ってなっていたはずなんだけどな。いつの間にか”B”ってなってる。
思ったよりも時間がかかってしまった。もう、とっくに走行は始まっているはずだ。FUJI SPEEDWAYの入口に着いたところで、係員さんに聞いてみた。
「今日、お客さん結構きているんですか?」
「ええ!想像していたよりも全然多いです!」うわあ・・・なん・・か・・ね。
みんな、F1マシンの走行っていっても、ただのテスト走行なんだよ。しかも最新鋭じゃなくて、2年前の旧型車両(最新のF1レギュレーションに沿った形)。まさかと思うけど、グルグル占有時間の間、ずっと走ると思っているのかなあ。
グランドスタンド裏の駐車場まで走っていくと・・・満車だ。マイッタね。こりゃ。
FUJI SPEEDWAYは、立派になり過ぎてしまって・・・この名になってから、足が遠のいてしまっていた。
前回この場所に来たのは・・・TOYOTAのイベントの時以来・・・か、あの時は、最後のトヨタF1がデモ走行してくれたんだよな。
11時から再び走行が始まるらしい。日陰に隠れて待っていよう。
小学生ぐらいの子供を連れた人たちは、次々に帰っていく。
MOBILITY RESORT MOTEGIは、”つばめのサーキット”だけど、ここは、”猛禽類のサーキット”らしい。
常に2羽の大きな鷹・・・か?が、旋回している。カラスや鳩は近づかないサーキットだね。
HAAS F1マシンの走行が始まって・・・1周走るごとにチェックでピットに入ってくることが繰り返されるようになった。
ホームストレートを走ってくるHAAS F1マシンを見た最初の印象は、「現代F1マシンは、ずいぶんでかいんだなあ・・・」
それと「ものすごく静かだ。」
ノンターボF1の頃は、カメラを向けるとそのファインダーが空気の震えに反応して、歪んで表示されたものなのに。
現在のF1マシンは、静か。本当に静か・・・って・・・富士の長いストレートの向こうからやってくる様子を見ているとそう思うんだけど・・・
速い!目の前を通過するマシンが、ものすごく速い!!音と速さが一致していない。写真撮影なんてできないよ。
我が妻は、一生懸命iPhone 13miniで撮影をしているけど・・・
「無理。全然撮れない。撮れたと思うと、すごく小さくしか撮影できない。」
場内放送によるとこの時間帯の走行で、1分19秒7で走っているとのこと。これまでのコース記録の1秒落ちまで来ているらしい。
白いラベル(ハード)のピレリタイヤで走っているみたいだけど、Testing of Previous Carsって2025年仕様の本番タイヤを使わせてくれるんだっけ?
「グランドスタンドに来てしまったのは、失敗したな。まあ、最初に来てしまう場所ではあるんだけど。」
コーナーでF1マシンを観ないとダメだ。遠く、グランドスタンドからでも「異次元の車両」がこのコースを周回していることがわかる。
「地上で最も速く旋回機動をする4輪車」
そう思う。
見たことがない軌道速度で、アドバンコーナー頂点にアプローチしている。
あ、FUJI SPEEDWAYの急速充電器って、ピット裏にあるんだね。
ピット裏にあるレストランでお昼ご飯を食べる。1時間待ち。まあ、エアコンが効いてて涼しいしね。
外人さん達も結構来ていて・・・恐らく、お父さんは日本勤務なのかな。流暢な日本語で、「席、変わっていい?」って係員さんに聞いていた。
アドバンコーナーを駆け抜けるVF-23をお父さんはかじりついてみているけど、男の子二人と奥様は、なんかもう・・・手元のスマートフォンを見続けてる。
まあ・・・どこの国でも、お父さんってこんな感じなのかね。
1時間待たせるだけあって、料理はものすごくて・・・なん・・・ていうか、サラダの量が多いだけじゃなくて・・・なんかキラキラしてた。なぜだか。F1効果?
もてぎのグランツーリスモカフェと比べてはいけないです。あそこも気楽でいいんだけどね。
食事後、コースを移動する前に開放されている24/25番ピットに寄ってみる。
何気なく近寄ったんだけど・・・行ってよかったです。現代F1マシンの凄さを感じることができました。グランドスタンド上からではわからなかった。
「風の音」です。
現代F1マシンは、エンジンの音は静かなのですが、ホームストレートを疾走するそのマシンは・・・風を切り裂く音がするんです。
旅客機の客席で聞くような音をさせながら、地上スレスレを何か重い物体が移動してくる・・・そんな感じの音です。
日本のトップフォーミュラーが「全日本F3000」と呼ばれていた頃、私は確かにこのピット側にいて、ホームストレートを駆け抜ける車両を見ていたんだけど・・・今は、そのピットから遠い位置を全力で駆け抜ける競技車両を見て、「怖い」と思うようになってしまった。
時間が経った。
あの頃、鈴鹿で黄旗が出た時、ピットから山の上を見ていたところ、強烈に減速する選手がいた。
「誰だ。練習走行の黄旗だからって、あそこまで減速するかよ。」と思いながら、見ていたら・・・その選手は、キャビンカラーの星野一義選手だった。
「そうか、危険な時代を生き抜いた人って、ちゃんと旗を守るんだな。」
ものすごく強烈な印象で・・・その後、自分も真似をするようになったけど、今年の5月に筑波でダブルイエロー(その後、赤旗)が出た時に減速したら、後ろについていたAE86の彼には、「あそこまで減速するなって。突っ込まれるぞ。」って注意を受けた。
歳をとった。いつの間にか・・・・時間が経ったんだなあ・・・そう思う。
その後は、ダンロップコーナーで15時まで走行を見てから帰路についた。
帰りに道の駅すばしりで、もう一度サクラを急速充電する。
充電している間に名物の「富士山ソフトクリーム」を頼もうとしたんだけど・・・合宿帰り???なのか、女子高生がわちゃわちゃ・・・売り切れになったよ。富士山ソフトクリーム。買い占められましたよ。私達の前で、お店が閉まった。まだ16時前なのに。くうう〜。
自宅近くで更に充電しないと辿り着けないかと思ったけど・・・帰り道に気がついた。
電気自動車って、「坂」の影響をすごく受けるんだ。あのシフト表示の"B”って、なんていうか・・・エンジン車でいう「エンジンブレーキ」みたいな効果があるんだ。
帰りは、逆に「下り坂」だったのか・・・どんどん走行可能距離が増えていくという不思議な体験をしました。
ものすごく電池が余った状態で家に帰れた。1時間以上渋滞にハマったのに。
ま、F1マシンもどんどん静かにしないとやっていけない時代に、一般道を走る車両も騒音を撒き散らしたままっていうのは、許されないってことですよ。
20年後には(令和の先の時代には)・・・「街を走る自動車が、うるさかった時代です。」なんて紹介されるのかね。取って代わられている動力機関は、電気なのか水素なのか、わからないけど。
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