JOY耐出走の為のドライバー装備品の解説(2025年版)
JOY耐2025の受付、始まりました。我々は既にエントリー済みです。
しかし・・・今年は、これまでになく開催時期を遅くしてもらって助かった・・・いや、本当に。
だって、斉藤和義さんの歌の通りのことが起きているんですよ。今年。十勝で気温40℃の日に沖縄は30℃って一体・・・
今年からは、「沖縄に避暑に行く」ですよ。このお盆休み。どうなっちゃってるの。日本の気候。
例年通り、6月や7月にJOY耐が開催されていたら、大変なことになるところでした。それを誰かさんが予知していたのか・・・今年の開催日は、9月13、14日です。先程まで全く気が付いていなかったのですが、3連休の日にJOY耐開催となりました。今年。
た・だ・し。
「決勝走行時間が7時間になるのか、1時間になるのか(嘘です。信じないでください。)これから決める。」のだそうです。今日、開催(されたであろう)JOY耐練習日の結果をもって。
何か、色々なことが初めてですね。今年。昨年は、だいぶルールが改定されましたし。
で、既にエントリー済みのJOY耐2025で「絶対に必要な情報」を今回は記事にしておきます。
なんで書くかというと・・・ええ、いつも通りですよ。このBlogの目的「失敗しちゃったことを正直に書いておこう。みんな、俺たちみたいになるな。」という記事になります。
昨年の大会、これまで記事にしてこなかったのですが、実は我々、「出走できないかも。」という状況に陥ってました。土曜日の予選前に実施された「ドライバー装備品チェック」で。
私が2019年に体験したことが、2024年に再び発生。しかも、今回はドライバー二人。
そう・・・「ヘルメット規定の落とし穴」です。
「2024年から、これまでの装備品が使えなくなっていくから、みんな新しいのを買っておこう。」と声がけはしていたんですよ。
なので、昨年は、「全員が新しいレーシングスーツ」で出走しました。ええ。ピカピカの一年生感がすごかったんですよ。
が・・・まさか・・・まさか
「このヘルメット、使えない。」
と言われると思わなかった。
指摘を受けたドライバー二人共が、「????え????だって、筑波シリーズ、このヘルメットで走ってますよ。」
理由がよく分かってなかった。その場で。
まあ、何事も長く続けているものだな。って思わされたというか、「トラック上では敵。でも、チェッカーが振られたら友」という交流を続けておいたおかげで、周りの人たちからヘルメットを借りて完走することができたのが2024年大会でした。
で、あの時に発生していたことをよく確認しますよ。1年経っちゃったけど。
なにしろ、今年からはグローブ類が要注意なんですよ。規定が変わるので。(正確には、”これから”)
「製造後10年経過していないヘルメットが、なぜ”使えない”と指摘を受けたのか」
JAFが毎年発行してくれている規定類は、年が明けると全部読んでいます。
読んでいるはずだったんですよ。が、落とし穴があった〜。なんてこったって感じです。
HANSの規定を読んでおかないといけなかったんです。昨年のヘルメット問題。
HANSの規定なんて、ずっと変わっていないから、全く目に触れてなかった。
Guide and installation specification for HANS devices in racing competition
(JAF日本語訳版 レース競技におけるHANS装置のガイドと導入仕様)
の3.HANS装置と共に使用するヘルメット
という項目に一文が入っていました。
・FIA基準8858-2002または8858-2010に基づいて承認されたヘルメットは、スネル認証に関わらず2023年12月31日以降は無効となる。
うちのメンバーが使っていたヘルメット、FIA8858-2010品だった。製造後10年未満の。で、2024年の夏に引っかかったんです。マイッタよ。
ということで、今年、使えるヘルメットは、FIA8860-2018または8859-2015に準拠したFIA公認ヘルメットです。
参考までにFIA8859規定の最新版は、2024ですね。WRCで圧倒的なシェアを誇るStiloからは、最新規定品が出荷開始されています。
日本のアライは・・・どうするんでしょうねえ・・・F1で使ってくれる人がいなくなっちゃった状態ですし。
この記事、どうしましょうかね。ここで一旦、今回はクローズ・・・イヤイヤ、大会1ヶ月半前なので、新装備品をこれからオーダーして間に合うかどうかの状況なので、続けましょう。いつも通り、相当長くなりますよ。今回の記事。
2025 もてぎEnjoy耐久レース特別規則の第7章 第34条には、次のように記載があります。
〜4)なお、装備品の規定については、2025年JAF国内競技車両規則第5編に準ずる。
第5編の「レース競技に参加するドライバーの装備品に関する細則」を確認すると・・・
耐火炎アンダーウエアは、「着用推奨」です。それ以外の装備は、「着用義務」になっています。
レーシングスーツは・・・今年、要注意です。ここまで書いてきたヘルメットのようなパターンになります。このように記載されています。
*FIA基準8856-2000に従って2012年12月31日以前に製造され、FIAホログラムの貼り付けのない製品の国内格式以下の競技会における有効期限は、2024年12月31日迄である。
レーシングスーツの最新規格は、FIA8856-2018なのですが、この規格が・・・ヘルメットと同じ考え方を持ち込んできています。
すなわち、「使用期限」が明記されるようになっています。10年。10年後には、レーシングスーツを強制的に買い替えないといけなくなったということです。最新規格から。
今年の落とし穴は、このレーシングスーツだけです。が、来年も落とし穴が続くので、一気に書いてしまいましょう。
この装備品細則を読み進めていくと、9.FIAが認定した耐火炎アンダーウエア、耐火炎バラクラバ、耐火炎ソックス、耐火炎レーシングシューズ、耐火炎レーシンググローブに貼付されるラベルという項目にこのような記載があります。
また、FIA基準8856-2000に従って2015年12月31日以前に製造され、FIAホログラムの貼り付けのないアンダーウエア、バラクラバ、シューズ、グローブ(ソックスを除く)の国内格式以下の競技会における有効期限は、2025年12月31日迄である。
今年の大会、「ホログラムが貼られていないFIA8856-2000」装備品で出走しようとしていませんか?
今年は大丈夫。今年は。
来年、要注意です。で、FIA8856-2018対応になるので、これらの装備品も、「使用期限10年」と明記されることになります。
まあ10年後も・・・競技車両をドライブし続けることができたら、健康でハッピー!ということで。
続け・・・られるかなあ・・・どうだろう・・・・(不安)
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